fc2ブログ

更級日記(菅原孝標女)

2019年03月24日 22:21

タグ・・・「小説@日本」にまとめたら、なんか怒られそうなんですけど・・・(滝汗

最近、読書感想文もどき書いてないなぁって思った?
本読んでないんだろうなぁとか思ってた?

残念!めっちゃ読むのに時間かかってただけで読んだんだなこれが!!
(・・・多分ネタバレとか気にする人いないと思うので、このまま書いてしまいますねw)

今回読んだのは「更級日記」という、平安時代に書かれた回想録です!
高校時代に習った人もいるんじゃないかなぁ。
「女の子が、源氏物語に憧れて、ろくに勉強(写経とか)もせずに本を求め続ける」といった姿が、どうにも自分と重なって、いつか読みたいと思っていたんですよね。
数百年前の人も、今とあまり変わらないんだなぁと嬉しくなった記憶があります。

いわく、作者が晩年、昔のことを思い出しながら書いたものみたいですね。
源氏物語等の華々しい世界へのあこがれが徐々に変わっていく様子も、現在の人の姿を見るようでした・・・
(飛鳥さんはオタクから抜け出せていないけど・・・)

個人的に授業でやったあたりが一番面白くて、教科書にすごく感謝しましたw
いやまぁ、途中からも楽しく読んではいたんですが。
(でないと最後まで読んだり、感想も書きませんし・・・)

あと、作者がめっちゃ心優しいながらも真っすぐな性格で、ものすごく好感が持てたなぁ。

私が読んだ本の構成は「原文→訳文→単語の説明や解説」という流れになっていたので、短い内容ながら、相当時間がかかりました。
でもその分、時代背景の解説もあったので、色々と参考になったなぁ。
訳者の更級日記愛も感じられてとても幸せな気持ちになりましたし(´∀`*)

それにしても、こうやって読んでいると、本は本当に素晴らしいなと思います。
だって作者は数百年前に亡くなっているし、本の発売日も考えると、訳者&訳者が参考にした方々も既に川の向こうに行ってしまっていると思うのですが、こうやって今生きている私に影響を与えるのですから。
ペンは剣よりも強しとは、よく言ったものです。

そんな昔の本を、綺麗な状態で保管してくれた図書館にも感謝しかないですね。
とてもありがたいことです。

今は他の小説を読んでいますが、また今度、別の平安時代辺りの本を読みたいと思います!
四鏡や源氏物語みたいな有名どころも読みたいしなぁ。
まぁその前に、今回の作者の伯母が書いたという蜻蛉日記辺りからかなぁ・・・?

そんな感じ!!
スポンサーサイト





コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://aririnsyaorandaisuki.blog33.fc2.com/tb.php/4428-b0601ebd
    この記事へのトラックバック


    最近の記事